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ココロ Heart ヒーリング スワミィ
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スワミィの読まずに死ねるか(1)❤

スワミィだよ❤

また、スワミィ風邪引いちゃって、今年は毎月1,2回風邪引いてるよ。ブヒ。

お陰で昨日はとっておきのエイプリルフールネタがあったのにハズしてしまった。ブヒブヒ

スワミィは、普通の人と違う時空間で生きているから、昔から4月1日だということに気付かず、エイプリルフールネタにはよく騙されて大騒ぎする子なの。

今年はスワミィがみんなを騙してやろうと思ってネタを考えていたのに、風邪引いてハズしちゃった。ブヒブヒ。

昔から肝心な時にハズす子なんだよ、スワミィは。ま、いいわ。

宗教論について書いているんだけど、いろいろ資料を漁っていくうちに構想が膨れ上がっちゃって収拾がつかなくなってしまった。

内容に煮詰まってしまったから、気分展開にまだ新しいシリーズを開拓しちゃった。(スワミィはいつでも開拓者よ❤)

スワミィのお勧めの本を紹介する”スワミィの読まずに死ねるか”シリーズよ。ただ、読まなくても普通に死ねるから大丈夫よ❤

第1回目は、ルース・ベネディクトちゃんの「菊と刀」よ

これタイトルくらいは聞いたことがあると云う人は結構いると思う。

ルースちゃんという女の子の文化人類学者が書いた日本人文化論の古典中の古典で、これより以前に外国人が書いたまともな日本人文化論もないけど、これ以降もないんじゃないかなぁ・・・って思えるような日本人文化論の代表作。

最近でも海外の新聞やメディアでも時々、”日本人とは”なんて文章があると、この本を引用したりしているから、やっぱりこれ以上の日本人文化論がないんだろうなぁ・・って思う。

この本は、スワミィの超おすすめなんだけど、これを読むにはちょっと注意が必要なの。

学術的な素養が必要なのではなく、事前情報があると読んで納得できると思うの。

まずは、この本が書かれは、1944年~45年。

これがどういう意味を持っているか分る? 若い人は分らないかなぁ?

1944年と云えば、アメリカと日本がまだ戦争中だった時に書き始められたの。

その理由は、アメリカ政府からの依頼で、その頃既に戦争の勝利を確信し、戦後の日本統治について構想し始めた頃なの。

それで文化人類学者のルースちゃんに、日本統治を円滑にするため日本人とはどういう民族なのかというテーマで研究を依頼したのがそもそものきっかけ。

ルースちゃんは、特に日本を専門的に研究していた学者さんではなかったけど、恐らく先入観抜きで日本人文化論を研究してもろうという意図があったんだと思うの。

研究期間の大半が戦時中であったために、文化人類学と云えばフィールドワークというくらい現地調査が重要なんだけど、それもできず、専ら戦前の日本の新聞や雑誌の英訳や日系アメリカ人や捕虜になった日本兵の聞き取りなど。極めて限定的な調査だったの。

さらに重要なことは、残念なことにルースちゃん1948年に急死しちゃったのよ。

そのため自分の研究成果の是非について、戦後、日本に来日して検証する機会がなかったの。

そういう事情があったため、今読んでも、当時の人が読んでも、引用や文献の解釈を間違っている箇所多々あるんだけど、それは、それはそういう事情あったからなの。

何も知らないでいきなり読むと、引用や解釈違いが多々あるために日本人には到底納得できないものに見えて途中で投げちゃうかもしれない。(実はスワミィもそうだった)

その辺の事情は、この本の解説に書いてあるから、最初に解説を読んでから本篇を読むと理解しやすいと思う。

この本で一番有名になった言葉が”恥の文化”。これは聞いたことがあるでしょう。

ルースちゃんは、”恥”が日本人の行動規範(ある意味、日本人宗教論にも通じる)に決定的な影響を与えているモノだと考えた。

この発見は凄いね。それが当たり前、当然の事だと思っている日本人自身には気付かない事だと思う。

外国人だからこそ見える日本人像と云うモノもある。

”恥”は、日本人にとって文化的なモノだから良いとか悪いとか無くて、この本全体を通して云えることだけど、日本人のここが変だとか、間違っているとかそういう書き方は一切していない。

”恥の文化”の良い面は、やっぱり自分自身、恥をかきたくないから目立ったことはせず、中立的、統率的に行動するようになるよね。

また、他人に対しても恥をかかせたくないと云う思いやりの気持ちも生まれるよね。

反面、その気持ちが強すぎると、物事を有耶無耶にする、そういう傾向もあるよね。

特に失敗した時(負けた時)にそういう日本人の特性が顕著に現れると思うの。

例えば、仕事で失敗した場合、欧米人は失敗したことについて綿密に分析して、次は失敗しないように対策を練る。

日本人は仕事に失敗すると責任の所在も曖昧だけど、その後の対策も曖昧になる。

みんなで失敗の当事者に対して、ツイてなかったね・・とか、残念だったねぇ・・とか慰めて終わり。

それをスワミィ見たいにグジグジ云い出すと、”思いやりのない人だ”なんて言われちゃう。(そうなのよ、スワミィは傷口に塩を塗る子なのよ❤)

失敗したら恥ずかしいと思うのは日本人の特性だとしても、その恥を一生の負い目として背負うのも日本人の特性だとルースちゃんは書いている。

恥を負い目として背負う生き方は、なかなか面倒くさい生き方だと思うの。

だから日本人は、新しいことに挑戦することを酷く臆病だよね。

成功するかどうか分らない、失敗したらと考えたら、ビクビクしちゃって何もできなくなる。最近の企業経営者が特にそうだよ。

そういう心理的効果は”恥”が生みだしているものだと思うの。

日本は高校野球と同じで甲子園型トーナメント社会なのよ。

1回負けたらそれで終わりなのよ。2回戦はない。

それを知ってか知らずか勘違いしたのか、”自分らしく生きる”とか”自由に生きたい”とか宣伝コピーみたいな生き方を選んで、上手く行けばいいんだけど、失敗したらそれこそ戻る場所もない、2回戦もない。

途方に暮れて、あの掲示板に”どうしたらいいんでしょうか、わからいませ。。。”とか書いちゃうだろうね。

だから常々スワミィが思うことは、人生はね詰まらなくても丁寧に生きた方がいいのよ。

面倒くさくても人間関係を粗末に扱わず、人の振り見てわが身を直す、臆病で小心者の方が最終的には幸せな老後、人生を送れると思うんだけどね。。。ってスワミィが書いても説得力がないか。

でも失敗したからこそ成功の秘訣を知っているのよ~。ま、いいわ。ふん。

この本を読むば 日本人の心理に強い影響を与えている日本人特有の文化的特性が良くわかると思うの。心理学的にもとても有効だと思う。

因みに日本人が書いた代表的日本人文化論に新渡戸稲造さんの「武士道」があるけど、たかだか日本の人口の1割程度しかいなかった武士階級の精神を日本人一般論に拡大されても全然ピンと来なかった。

男の子には「武士道」と云う言葉だけで琴線に触れるものがあるかもしれないけど、女の子にはちょっとね。。。

あれが日本人が書いた代表的日本人文化論として海外で紹介され続けられていることに非常に抵抗を感じる。

それこそ”恥ずかしい”わ❤

ルースちゃんは学者さんだから中立公平に日本人を捉えて分析しているけど、同時代の一般のアメリカ人が日本人をどう見ていたかが分るのは、ジョン・ダワーさんの「容赦なき戦争」を読むとよくわかる。

欧米人一般の日本人、アジア人に対する人種的偏見がそれこそ”容赦”なく書かれてある。

この2冊を読めば、他者(外国人)が自己(日本人)をどう見ているのかが良く分るし、それの是非はともかく、

他人からどう見られているか知ることは大切だと思うの。

そんなことは気にしなくていいのよ、と云うのは言葉だけの世界で実際には気にせずにはいられない。

どうせ気になるのなら、自分なんてミクロな世界ではなく、日本人というマクロな視点で自分を見つめると、相対的に日本人である他者についても知ることになるから 一石二鳥だと思うんだけど。

と云うわけで、第一回(2回目があるかな?)スワミィのお勧め読まずに死ねるか本は、ルース・ベネディクトちゃんの「菊と刀」でした。

因みにスワミィの恥と云ったら、そりゃもう書きだしたらブログ20回分ぐらいになるわ。

今まで友達から”もう、スワミィ恥ずかしいからやめなさい!”って何度云われたことか。トラウマだよ。

でも、靴の左右を間違えて履いて会社に行って指摘された時は、超恥ずかしくて死ぬかと思ったわ。

みんなもそういうこと普通にあるでしょ?

え、ないの?また、スワミィだけなの・・・淋しいなぁ。。。

ストッキングに縮れ毛が挟まっていて、それを男の子から”それ陰毛だよね”って言われたことあるでしょ、しかも本当に自分の陰毛だったの。超恥ずかしかった。

その時は本当に一瞬だけ死んだ。

これは女の子なら誰で一度はあるよね!?

うそ、これもないの?えーーー、スワミィだけなの。

恥ずかしくて生きていけないわ。

スワミィより❤

BLLW-100

スワミィは生きているだけ恥ずかしいから、

この風船で誰も知らない街へ行こうかな。

 

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